県北方面での物件調査の帰りに県道24号を運転していたのですが、新富町から西都市へ通じる間が通行止めになっていました。先の台風被害で土砂崩れ等が発生したのだろうと思います。簡易な通行止め風の看板はあったのですが、迂回路標示等もありませんでした。ほかの道も解らないので取り敢えずそのまま1km程通行していきましたが、案の定バリケードで封鎖されていました。もうちょっと解りやすく出来ないのかとイライラしながら引き返す途中、ふと立派な境内が目に留まり寄り道をしてきました。そこは『春日神社』(新富町)といい、全国に1000社以上ある奈良県奈良市の春日大社を総本社とするご分社です。 案内板によると、鎌倉時代に、本部家第一代の本部宮内左衛門定兵が建造したと伝えられる。のち、この地を領した都於郡城主伊東氏、その後の佐土原島津氏は供田三百石を献じ、氏神として篤い崇敬をした。・・・ 平成二十六年にはご創建八百年を記念して、本殿、拝殿の塗り替えと手水舎の新築工事が行われたそうで、とても綺麗で、境内にはいると厳かな空気を感じて気持ち良く参拝することができました。ちょっとした寄り道でしたがそのまま帰っていたらずっとイライラしていたかもしれませんね。通行止め看板のあったところへ引き返す途中にも、何台か不安そうに進入してくる車がありました。早く復旧工事が終わることを祈ります。 |
